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  1. ジモチョク探検隊がゆく!
  2. イノサク、トマト農家に弟子入り?!清瀬市の「関ファーム」で収穫体験編(東京・清瀬市)

前回、清瀬市の若手生産者が組織する「清瀬ベジフルパーティー」の代表 関さんにロッカー型自販機で販売するトマトやブランドトマト「ココトマト」のことを教えていただいたジモチョク探検隊。 野菜をコインロッカー型で販売するのを見て興味津々のイノサクら探検隊は、関さんの計らいで実際に栽培しているビニールハウスを見せてもらうことに。



関:うちのトマトのブランドは「ココトマト」っていうんですが、これはちょうど冬から夏にかけて出荷してるんですよ。ちょうど明日が植え付けの日なんで、準備中ですけど見ていきます?


一同:ぜひぜひ~!



「ココトマト」の由来?ココピートとは


小野:立派なビニールハウスですね!


関ファームのビニールハウス


関:このハウスは去年作ったんですけど、その2年前に11棟目を作っていて、このタイプのビニールハウスで約400坪あります。


井上:なんか工場みたいですけど、どこにトマトを植えるんですか?


関:ここのやり方は「養液栽培」っていって、このバッグの中にヤシの実の繊維が入っています。トマトの苗はここに植えるんですけど、水と栄養分はパイプで送られてきて点滴みたいに注入されるんです。


ココピートバッグを使った栽培方法

※ココピートの入ったココバック


関:トマトはビニールハウス栽培が多いんですけれど、最近は水耕栽培はじめいろんなやり方が試されていていろいろ投資額と見込める売り上げを比べて検討した結果、この方法に決めました。

ヤシの実繊維で作ったこの土を「ココピート」っていうので「ココトマト」っていう名前にしたんです。


ココピートを導入した経緯を説明する関さん


鶴見:普通に土に植えるんじゃだめなんですか?


関:もちろんうちでも土で栽培しているところもあるし大丈夫なんですけど、高い品質を常に同じように保つためには気温はもちろん湿度や、味をコントロールする栄養素の量も一定だった方がいいんですよね。
このやり方だとすべて一定にできるところがメリットです。あとは土からやってくる病気や害虫のリスクも低くなります。


井上:すごい科学的な感じ!


小野:作業をしている人にも聞いてみようよ


井上:こんにちは~何をしているんですか?


川名:トマトを誘引するヒモの調整です


関ファームで研修中の川名さん

※関ファームで研修中の川名佳さん


井上:トマトを誘惑する紐がいるんですか?


川名:ちょっと違いますね(にっこり)


小野:トマトはハウスの中ではツル植物みたいにうんと長く伸ばして収穫するんだよ。その長さは10m近くなることもある。それを支えてなおかつ収穫しやすいようにそれぞれの株をヒモにくくりつけて整えるんだ。それを誘引といいます。


川名:栽培がスタートしたら半年以上収穫し続けますから、最初の植え付け準備はとても気を使うんですよ。


関:まあ、これは準備中で、イメージつきにくいだろうから実際に今育っているビニールハウスで収穫してみてよ。川名さん収穫の仕方教えてあげて。


井上:よろしくお願いします!


~現在収穫中のハウスへ移動~


「フルティカ」がなるビニールハウス


川名:こちらのビニールハウスは土に直接植えた中玉トマト「フルティカ」を育てています。さっき直売所で食べてくれたトマトはここで採れたものですよ。


井上:ここにいるだけでめっちゃトマトのいい香りがします!


川名:トマトの作業していると全身がトマトの香りに包まれますね


井上:おいしそうな実がたくさんついていますね!


川名:収穫のポイントは実の8割以上が赤く色づいているところです。おいしそうなのを採ってくださいね!


収穫を教える関ファームの川名さん


井上:はーい! (ポキ)


川名:あっ!


井上:えっ?


川名:トマトはヘタがついているのが見た目的に大事なので、ヘタが取れないような収穫をお願いします。
コツはこうやって、親指をヘタの上のぷっくり膨らんでいるところに当てて上に折り曲げる。


関ファームの「フルティカ」


井上:あ、きれいにヘタ付きで採れました!


川名:ここは離層っていって、実が自然に落ちるときに離れるポイントなんです。そこを支点にするとうまく採れるんですよ。うまく採れたら今度は他のトマトを傷つけないようにヘタを短く切ってください。


トマトの収穫作業をするイノサク


井上:わーなんか気持ちよくとれますね。


川名:そうそうかわいいでしょ?今日はトマトたちが元気そうで、テンション上がりますね!


関ファームで収穫された元気なトマト


井上:元気そうってどこでわかるんですか?


川名:うーん全体の雰囲気なんですけど、生長点っていって一番今から成長していく新芽を見て判断することが多いですね。毎日毎日、元気かどうかチェックして、少しでも元気がなさそうだったら温度や湿度や水分、肥料を調整したり、害虫や病気がないか気にしたりっていうお世話が最高に盛り上がりますね。


井上:超愛してる感じですね


川名:超愛しています。


トマト愛を語る関ファームの川名さん


井上:トマト生まれトマト育ちですか?


川名:いえ、うちはサラリーマン家庭で、大学で農学部に行ったんです。そのあと野菜の生産・流通をやっている会社に入ったんですが、念願の現場に入るつもりが、販売管理部門でした。それでも大好きなトマトを出荷するのが楽しくて頑張っていたんですけれど、自分でどうしても栽培がやりたくて、関さんを師匠に修行中なんです。


小野:川名さんは新規就農を目指しているんですよね?


井上:なんでそんなにトマトに惹かれているんですか?


川名:なんでかな~?トマトは完成度を問われるというかワザの活かしがいのある野菜っていうのもあるんですけど、最終的には萌えるんですよね。


井上:も、萌えですか?え...なんかす、すごい!


小野:今、農業をやりたいっていう人自体は増えているんだけど、なかなかハードな道のりで、特に川名さんみたいに農家出身じゃないとかなり難しいですよね。うまく土地を借りられて、新規就農できたとしてもそこからビニールハウスなどの施設に投資して、回収して暮らしを成り立たせるって言ったら何年かかることやら。っていう感じです。
でも、こうやって心底農業を面白いと思って挑戦する人がいるから面白いよね。まあ僕もそうなんですけど、一応。


鶴見:ジモチョク!もそういった人たちにとって便利な直売情報メディアにしたいんですよ~


井上:なんか上手くまとめましたね...


川名:じゃあ、次は出荷の準備に行きましょう!



次回、「イノサク、「関ファーム」でトマトの出荷作業を初体験!ラストにはサプライズも!?(東京・清瀬市)」へ






今回探検した直売所

関ファーム

場所:〒204-0011 東東京都清瀬市下清戸1-350

営業時間:「一番新鮮な状態で野菜を食べて欲しい!」とのことで不定期のオープンとなります。

お問い合わせ:info@seki-farm.jp

「関ファーム」公式サイト


自販機のある地図と直売所


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