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  2. 山形おきたま伝統野菜が手に入る!「JA山形おきたま 米沢直売所 愛菜館」(山形県米沢市)

大河ドラマ「天地人」の舞台となり、愛の兜の戦国武将直江兼続や、江戸時代の藩主上杉鷹山で知られる山形県置賜地方。現在も上杉神社を始めとする史跡が米沢市内の各所に点在しています。そんな置賜地方に古くから伝わっているのが、「山形おきたま伝統野菜」。


今回はJA(農協)の直売所に伺って、ここでしか買えない伝統野菜を探してきました!



伝統野菜が豊富に並ぶ「JA山形おきたま 米沢直売所 愛菜館」


上杉景勝・直江兼続像

▲上杉神社(米沢城址)の上杉景勝・直江兼続像


やってきたのは米沢市役所すぐ隣の「JA山形おきたま 米沢直売所 愛菜館」。
2002年のオープンして16年を迎える米沢の直売所です。



▲「JA山形おきたま 米沢直売所 愛菜館」 外観


90名ほどの地元の農家さんの商品が販売されており、販売される野菜たちは基本的にその日に採れた野菜を並べられ売れ残った野菜は生産者自らが引き上げ処分をすることとなっています。またその野菜の値付けも生産者が行うこととなっており生産者の所得向上やお客さんとの交流ができるイベント企画など地域に愛される販売所となることをモットーとしています。


そんな愛菜館を早速見ていきましょう!

この日訪れたのはお昼が近いこともありお客さんのピークが過ぎた時間帯でした。


▲JA山形おきたま 米沢直売所 愛菜館 店内


店内を回ってまず見つけた伝統野菜は「小野川豆もやし」。これは小野小町ゆかりの温泉地「小野川温泉」で生産された豆もやしです。在来種の小粒の大豆「もやし豆」を、雪に閉ざされる冬の時期に温泉の熱を使って栽培しており、熱を加えてもシャキシャキ感が残る食感が特徴です。


▲「小野川豆もやし」。りっぱな大きさです


食べ方は様々ですが、代表的な料理は郷土料理の「冷や汁」。ほうれん草や干し椎茸、凍みこんにゃく、干し貝柱などと一緒に、醤油や酒などで味付けしただし汁と混ぜて食べるお浸しのような料理で、食感の良い小野川豆もやしは必須の食材なんだとか。


加工品では、山形県酒田市の直売所でも見かけた「打ち豆」もありました!


▲秘伝豆の打ち豆


打ち豆は東北地方や日本海沿岸地域で作られる保存食で、収穫した大豆を石臼に乗せ、木槌などで叩いて潰し乾燥させたもの。地域によって使われている豆が異なるそうで、この置賜地方では秘伝豆と呼ばれる豆が有名だそうです!




雪の下で手間暇かけて育てられた伝統野菜「雪菜」


さらに店内を見渡すと、何やら見慣れない白い茎のようなお野菜が。これこそが、「野菜の芸術品」とも称される伝統野菜「雪菜」です。


▲雪菜


雪菜は、江戸時代に上杉家が米沢に持ち込んだ伝統野菜の一つである「遠山かぶ」に由来する野菜で、現在に至るまで生産者自らが自家採種を続けて代々種を守っているそうです。

雪菜には、雪に閉ざされた寒い冬でも、新鮮で美味しい野菜を食べたいという先人たちの想いが詰まっています。


収穫後は雪の中で保存される「雪菜」


雪菜は8月ごろに種を蒔いたのち、11月中旬から12月上旬にかけて一旦収穫します。その後、収穫した雪菜を10束程度に束ね一箇所にまとめて稲わらと土で囲う「床寄せ」と呼ばれる作業を行います。その上に雪が積もると、雪の下の気温と湿度は一定になり自然の雪室状態に。その中で雪菜は自分の葉を栄養にしながら成長を続けるのです。

収穫は1月から2月ごろ、1メートル以上下から掘り出して行います。秋には緑色だった葉っぱは栄養が抜けて黄白色に。不要な葉っぱを落として、中心部分に育った真っ白な花茎をいただきましょう!



生でもいただけるということで、そのまま味噌につけて食べてみました!

良い香りとほんのりと感じる苦味がクセになり、お酒がどんどん進んでしまいました!笑
生で食べるほかは、「ふすべ漬け」という浅漬にしたり、冷汁の具材にしたりといった食べ方が一般的だそうです!



【書き手・取材】
トテポラボ 代表 森田 慧




直売所情報


店舗名:JA山形おきたま 米沢直売所 愛菜館
定休日:定休日:12/31~1/3
営業時間:10:00~18:00
連絡先:0238-21-7010
住所:〒992-0012 米沢市金池5-3-12
アクセス:JR山形新幹線・山形線・米坂線 米沢駅から車で8分、米沢市役所すぐ
公式Webサイト:http://umai-yone.sakura.ne.jp/aisaikan/gaiyo.html




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